サモンズ
しかし、家に影響を及ぼしたわけではなかったので、怒りの矛先は自分たちではない事が予想できたが、いくらなんでもかなりの大きさで規模もでかすぎる。
「でもいったいなんで…」
蓮も深く考え込んでいるようだ。自分も考えるが、全くと言っていいほど答えが出てこない。そこにふと影が下りた。それは少女の姿だった。
「あら、生きてたの。結構がんじょーなのね。」
いきなりぶっ飛んだことを言いだしやがったこの少女が、この先刃と蓮の人生を大きく変えていくことになるとは知るよしもなかった…。
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