~7年後のクリスマス~
『なんで…東京にいるの?』




私が訪ねた。



『ぁ、知り合いの結婚式の披露宴パーティーで…』



浩明はそう言って、ネクタイを締め直した。




結婚かぁ……


『浩明は…結婚してる?それとも…まだ独身???』


私が言うと…

『まだ…。お前は???』


まだ…だょ。。

『まだ独身…だょ。』


その時、携帯が鳴った。


浩明の携帯だった…。

『もしもし?…あぁ、、、すぐ行く』


そして浩明は携帯を切った。


『わりぃ…用事できた』


そう言った。


『ぇ?…じゃぁ、また』


私がそう言うと、浩明は走って行ってしまった。





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