お兄ちゃん、すきだよ。



春乃の気持ちに悪いところなんてない。




優は、私が一番言って欲しかった言葉をくれた。



私はこれから何があろうと、自分の心に素直でいようと決めた。




自分自身に嘘をついていたら、絶対に幸せになんてなれない。



自ら、幸せから逃げてしまうようなもの。





優、ありがとう。


私頑張るよ。



だから、つらいときはそばにいてね。



くよくよしてた私が、こんなにも前向きになれるなんて…。


親友の力って、本当に大きいね。





私も今の素直な気持ちを、優への手紙にすることで、改めて確認した。




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