Devil's Nightのレビュー一覧
昨夜遅くに少しだけ、と、ページをめくる。 少しだけ、の、つもりが、どこまで読んでも、止められない。 次から次へと仕掛けられる伏線の着地先が気になって、ぞくぞくしながらも強烈に惹かれるのを止められないダークヒーローの行く末が気になって 気付けば夢中でページをめくり、最後のページで 私も主人公と同じ、気持ちになった。 『会いたい…』 ……と。 構成力、文章力、キャラクターの魅力と、本当に素晴らしい作品でした。 目を覆いたくなるシーンでは思わず顔を歪めてしまうし、ホッとするシーンでは私も大きく息を吐いていました。 ここまで『体感』出来る作品とは、中々出会えません。 ぜひ読んでみて下さい。ページが止められない程の魅力的な作品が、ここにあります。
彼女を手にいれるための恐ろしいほどの執念と狂気的な愛。 ラストは悲しみよりも…。 とにかく読み始めたらノンストップの作品です。
幼い頃に出会った少年、カイ。不思議な少年だと思いながら、彼の場所を訪れて親しくなった主人公。 『今』と『過去』が交互に描かれていて、謎や不安、恐怖が増長されるようでした。 カイとはなんなのか。 2人の関係はなんだろうか。 そして最後はどうなってしまうんだろうか。 そう想う気持ちで一気に読んでしまいました。 巧妙に張り巡らされたカイの計画に、私自身も捕らわれてしまったような。 何も知らなかったから 2人だけが全てだったから だから、愛されたかった。君にだけは。 カイの、恐ろしいほど純粋で深い愛情。カイという人物を愛しいと思いました。 読み応えのある素敵な作品でした。
今まで読んだどの作品よりも 感動、衝撃を受けました。 回想の場面に入るとき くどくなく、とても自然で どんどんページが進みました。 描写も凄くリアルで 自分が体験しているような 感覚になります。 甘~い恋愛小説を読む前に、 ぜひこの作品を読んでほしいです。
冒頭からラストまで、ゾクゾクしっぱなし! 息をもつかせぬ展開ですが、重厚な言葉運びでグイグイ引き込まれます。 彼の正体、彼女の正体、そして彼女が選んだ結末とは? 秋の夜長の一気読みをオススメいたします!
読み始めたら とまらなくなりました← 細かいとこまで ちゃんと書かれていて ホントすごいです これからの作品も 期待しています☆゚*
怖いんだけど、先が気になって読まずにはいられませんでした。 ホラーの怖さがダメな私ですが、こういう怖さは大好きです。 誰を応援していいのかわからないくらい登場人物みんなが魅力的でした。切なくなります。
ストーリーはもちろん登場人物の心理描写など上手に書いてるなあと感心しました。 ラストは切なかったです 映画化したらおもしろそう
読み進める毎にのめり込める作品。 狂気。だけれども、純粋。 ホラーや恋愛などのジャンルを越えた美しくも切ない物語。 キャラクターも確立しているし、伏線もきちんと回収出来ていて、構成も読みやすい。 是非、読んでみて下さい。
自らの過ちを振り返らず、 断ち切れない想いを悪戯に繰り返えす… それこそが、悪魔の罠 過ちのループ… 蘇る遥か昔の遠い記憶 今と重なる想い 何故、 私はその想いを断ち切ることができない? もう一度やり直せる… その悪魔の囁きに、心を奪われてしまったから… 繰り返す過ち、届かぬ想い 永遠のループは、苦しみの罠でしかなかった もう過ちは繰り返さない! そう誓った時、 悪魔の放った、罠が解かれる 留まることの勇気、 過ちを受け止める勇気、 悪魔の囁きに耳を傾けないために 私たちに求められているのは そんなささやかな勇気なのかもしれません