歌声〜君がくれた大切なもの〜




俺は抱きついてきている栞をさらに、さらに強く抱きしめた。



『憐ー苦しいよぉ…?』



「悪いけどはなしてやれねぇ」




栞はもがいていた。


栞は背が低いから(いや、俺がでかい)


俺が抱きしめてやると、ちょうど俺の胸あたりに頭があってうもっている。




『憐ってば///』




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