歌声〜君がくれた大切なもの〜

四章二節 憐の家。




観覧車が終わって、栞と外にでた。


栞は目をうるうるさせて、俺から離れない。



「栞…?」


『うぅ…ッ』



栞は泣いてしまった。


「ど、どうした!?」



『もっと、ずっと一緒にいたい…。』



「栞…。」


俺は栞を強く抱き締めた。



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