小学6年生の恋

バカ

「本当にいいの?もうあんなにいい人他にいないよ」

・・・(なんで、私は由佳とまたくっつけって言ってるの?
    本当は由佳は邪魔で、離れてほしいのに・・・馬鹿だ・・・)

私が言った言葉に中田は、「どーでもいい」
と言って席に着いた。
 
それから、何度も私は「本当にいいの?」
と聞き続けた。でも聞くたびに「本当にいいの??」
と言ってしまう・・・。
私は中田の前では人が変わってしまう。
中田と話しているときは人が良くなっている。
前までの私に戻っている。
 
すごくもどかしい・・・
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