小学6年生の恋
由佳の誕生日がもうすぐのときに、私が中田に聞いた。
「由佳の誕生日プレゼント、何か買ってある?」
そしたら中田は、
「ああ、用意しとくよ!」
と簡単そうに言った。
こいつ、大丈夫かな?とうすうす感じたけど、やっぱり私には関係ない(?)

由佳の誕生日の日。
中田に聞いた。
「今日由佳の誕生日だね!私はもうプレゼントあげたよ!
中田は、みんなに渡すところ見られたくないんなら、私が渡しとこーか?」
そひたら中田は
「ヤベーェ!そういえば今日、由佳の誕生日だった!すっかり忘れてたー
プレゼントも買ってない!」
という。
アホかー!!!
と思ったが、私には関係ないよね。
でも中田は、どうしようどうしようといっているので少し一緒に考えてやった。
中田はまだ私に心を開いてくれてないので、私は優しくしようと思った。
「じゃあ、私の物でいいんじゃったら、ウチのネックレスを包んであげるよ」
といった。まあいらないネックレスだけどね~・・・。
なかたはいいんいいん??
とうるうるした目で見つめてくる・・・。
だから結局私のネックレスをあげることにしたのだ。
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