サプライズLOVE
「莉子チャン準備できた!!」


「奈々走るよ!!」


「う、うん!!いってきまあす!!」


「かーいーとー!!行くよっ」


「お前らおせーよ。また奈々かあ!?」


「ご、ごめんなさい…」


「あはは〜マジかよ。よしっ急ぐぞ」


「いっけえ〜!!」


「奈々!!誰のせいで遅くなってっと思ってんのよ〜まったく…」




「はーはーはーギリギリセーフ…」


「えへっみんなごめんね?」


「ったく…笑」


「じゃああたし教室行くね?海斗、奈々をよろしく!!」



言い忘れてたけど
海斗は幼なじみ。


親も仲いいから
私達は生まれたときからずっと一緒。


おまけに誕生日近いから
三つ子っていってもいいくらい。



だから
異性としての意識なんて
これっぽっちもない。


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