*youth*
放課後。
俺は広にぃがいる会議室に向かった。
怒鳴るためじゃない。
助けを求めるため。
やっぱり・・・俺一人じゃこれからどうすればいいのか
何も浮かばない。
ドアをノックすると、3年の女子が出てきた。
「今、会議中なんだけど・・・。」
「ちょっと、広にぃに用があって。。。」
「おー!ゆうすけ!!」
広にぃは俺に気づいて満面の笑みでこっちに来た。
なんか今日の広にぃ、いつもより元気だな??
「副会長!ちょっとの時間、進行よろしく!」
「えっ!?会長!?もぅ時間がないのに!?」
「だ・か・ら!すぐに終わるから先に進めてて!!」
3年の女子はしぶしぶ承諾して会議を始めた。