*youth*
「強気でいかなきゃダメッ!!
またマイナスなこと考えたら、これの100倍だからなっ!!!!」
「いひゃい・・・いひゃい・・・・・わかりまひた。。。」
俺は幸ちゃんの頬をやめ、優しく頬をさすってあげた。
「俺は無敵だからww俺が悪い運から守ってやるよ♪」
幸ちゃんはつねられたのが痛かったせいか涙目でうなずいている。
「でも・・・広さん。。。やっぱり三千円は高くないですか?」
アハハwwそのことも気にしてたんだww
「お嬢さん。ご心配無用だよ。
今日、試しに3年だけにチケット先行予約を実施したら完売したぜ♪」
俺はしめしめ笑った。
「なんせイケメンの輝&ゆーすけがいるバンドだから、
最後の文化祭の思い出として買う奴が多いんだよ。」
全部、俺の計算どおり!
幸ちゃんは俺の顔を見て可笑しそうに笑った。
「広さんって凄いね。ありがとうございます!!」
幸ちゃんはぺこりとお辞儀をする。
「お礼は足が治ってからな?」
俺は幸ちゃんの頭をポンッと軽く叩き、立ち上がった。
「じゃっ、俺、ライブの練習しなきゃいけねぇから。また来るな♪」
「はい!頑張ってください♪♪」
俺は病室をあとにした。
俺たちは他から見ると
単純でバカ正直で
何かを見つけたら猫みたいにまっしぐらみたいだけど
それで俺たちは
大切なものを得られるんだ。。。