*youth*




って、笑い事じゃない!





「 何があったんだよ…。お前はそんな軽い奴じゃないだろ?」








俺がそう言うと、ヒカルは縮こまって黙った。






問いただす気は勿論ねぇよ?





そこは正しいオカンのしつけ方としてね。






ヒカルは立ち上がった。






「ごめんなさい。。。


 親不孝な息子でごめんなさいっ!!」







そう言って、息子は家(教室)を出て行ってしまった。






俺は広にぃ(オトン)と顔を見合わせた。






「まっ、あいつなら上手くやっていけるだろう。」







オトンはそう笑い、家族会議をお開きになった。





オトンの言うとおりかもしれないけど…。






心配だった。




オカンとして心配してるんじゃない。










不安と言ったほうが正しいかも。









ヒカルの心が変わると同時に






ヒカルが思う幸への気持ちが



薄れていくんじゃないかって・・・・・










そんなふうに考える俺って









親バカか?









< 118 / 336 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop