*youth*
って、笑い事じゃない!
「 何があったんだよ…。お前はそんな軽い奴じゃないだろ?」
俺がそう言うと、ヒカルは縮こまって黙った。
問いただす気は勿論ねぇよ?
そこは正しいオカンのしつけ方としてね。
ヒカルは立ち上がった。
「ごめんなさい。。。
親不孝な息子でごめんなさいっ!!」
そう言って、息子は家(教室)を出て行ってしまった。
俺は広にぃ(オトン)と顔を見合わせた。
「まっ、あいつなら上手くやっていけるだろう。」
オトンはそう笑い、家族会議をお開きになった。
オトンの言うとおりかもしれないけど…。
心配だった。
オカンとして心配してるんじゃない。
不安と言ったほうが正しいかも。
ヒカルの心が変わると同時に
ヒカルが思う幸への気持ちが
薄れていくんじゃないかって・・・・・
そんなふうに考える俺って
親バカか?