*youth*
「僕の・・・・・・好きな人・・・・」
2回目の告白。
1回目の時も、幸ちゃんの答えは分かっていた。
でも、1回目と違うのは・・・
幸ちゃんが僕のために泣いていること
幸ちゃんの口から手を離す。
僕は諦められないよ・・・
「ひぃちゃん・・・??じゃあ・・・ずっと前から・・・・」
うん。そうだよ。
「幸ちゃんは僕にとって大親友にはなれない。
でも、僕は幸ちゃんにとって大親友だから。」
幸ちゃんはうなずき「ごめんね」と謝った。
そのとき僕はあることに気づいた。
本当に気づいていなかったのかは
自分でも分からないけど、
僕、失恋したんだ。
いまさらだけど。
でも、辛くはなかった。
幸ちゃんに今の思いを伝えられたから。