*youth*
悠ちゃんは私の頭をくしゃくゃと撫でる。
「俺は幸が自分で立とうと思った事が嬉しいの♪」
「悠ちゃんの、ぶぁ~か。」
私は照れ隠しで言うと、悠ちゃんは急に私を押し倒す。
「こいつぅ~!言ったなぁ~!」
そう言って、くすぐってくる。
「ちょっ…ギブッ!笑いすぎてお腹いたい…ww」
「だったら、“悠ちゃん大好き~!”って言ったら許してあげる!」
「そっ…それは…さすがに…。」
「だったら、ずっとくすぐってやるぅ~!」
こんな楽しい日々が
ずっと続けばいいのにと思っていた自分。
でも、心の片隅でこのままじゃダメと思っていた自分もいた…。
その気持ちがひぃちゃんとの別れによって
少しずつ大きくなりはじめていく。。。