*youth*






「しょうがないじゃん!マイナスにしか考えられないよ!」







「幸っ!」












「だって、私、障害者じゃんっ!!!!」




















幸は怒鳴り、自分が何を言ったかに気付くと口を抑えて泣き出した。









俺は頭の中が真っ白になり、心が空っぽに感じた。








さち…







ずっと自分をそんなふうに思っていたのか?









ずっと…











俺は耐えきれなくなって、病室を出た。









俺…幸が自分をそんなふうに思っていたなんて気付かなかった。









俺は壁にもたりかかり、そのまま崩れた。







俺…俺…なんも分かってなかったんだな…。









廊下から足跡が近づいて来る。。。









< 172 / 336 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop