*youth*
~Sachi~
今日も悠ちゃん来なかったなぁ~。
しょうがない。
だって悠ちゃんは忙しいから。
忙しいぶん、心配。
体の事もだけど、
この忙しさが続くと私の事なんか忘れてしまうんじゃないかって。
そんなことないよね…?
コンコンッ
誰かがドアをノックした。
悠ちゃん?
「どうぞ」
ドアを開けたのはチサトちゃんだった。
「夜遅くにどうしたの?寝なきゃダメだよ!」
「眠れないの…。怖くて…。」
チサトちゃんは震えていた。
怖い夢でも見たのかな?