*youth*






~Sachi~






なんであの時・・・ひぃちゃんの告白に頷いちゃったんだろう・・・







でも、少しずつ・・・悠ちゃんへの気持ちが薄れていってるのは分かる。。。














もぅ一ヶ月近く悠ちゃんに会ってない。






その一ヶ月が一年のような気がする。







ホントに一年経ったのかな?










ずっと病室に居るから月日の単位が分かんなくなっちゃった。。。


















コンコンッ





誰がドアをノックした。





ドアの向こうに居るのは悠ちゃんじゃないってすぐに分かった。






悠ちゃんはノックはしないもんねww






「どうぞ。」



ドアを開けたのは知らない男子だった。











いや…知ってる・・・







「いきなりゴメンね。びっくりしたでしょ?


 新井さんにメールしても繋がらないし、



 どうしたんだろうって思って


 家のほうに電話したらこんな事になってるなんて…。」









男子は切なそうな顔で私の足を見た。





なんで・・・なんで・・・この人が来たの??







「ユキヤくん…?」






「良かった。覚えててくれたんだね?」






正直、忘れたかった。





この人のことなんて・・・





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