*youth*
「お星様さぁーん!幸が俺のこと"悠チャン"って呼びたいってぇー!!」
と星空に向かって大声で叫んだ。
「ちょっ!声デカイッ!!」
私は彼の腕を引っ張って座らせた。
もぅ私は顔が熱くなって倒れそう。
どこまで子の人は天真爛漫なんだろうか。。。
そんな私の気持ちにちっとも気づかず彼は笑っている。
「へへ♪これでお前の願いは叶った。悠チャンって呼んでみ?」
「えっ!?」
「発声練習♪♪」
「何それ!?」
彼はまたニコニコ笑っている。
本当によく笑う人。
私は彼と一緒に星空を眺めた。