*youth*












すると、次は悠チャンから電話がかかってきた。





「もしもし、悠チャ・・」


「さちっ!FMの85!!!」


「えっ・・・??」


「だいたい85あたりで聴けるから、ラジオでFM放送にして!!」



悠チャンは″早く!!″と私をせかす。



私はTVからFMにして、


周波数を85,3してから電波の良い、棚に置いた。





『・・・・とうございます。



 これからも、そんな広さんでいてください・・・。』





へ・・・??




ラジオから流れる声。




広さんの声だ・・・






「広兄。ラジオで相談コーナー持ってるんだよ。
 
 んで、今日は大晦日だからフリートークも任せられたんだって。」




電話の向こうの悠チャンが自慢げに説明してくれた。





『・・っと言う事で、妹分でもあり、

 愛する娘のような存在の女の子からの手紙からでした。


 っど?素直で可愛くて、感動するでしょ??』




広さんはいつもの陽気な声で話す。




広さん・・・私の手紙読んだんだ。。。www




恥ずかしいけど・・・嬉しい気持ち。






『・・そんな可愛い幸ちゃんへ。。。』





急に広さんの声が真剣になり、ドキッとした。









『今年・・・一番の悔いは・・なに?・・・・・・』



え・・・


悔いって・・・・




それは・・・






『やっぱり・・・・事故にあって・・両足が動けなくなった事かな??・・・。』






・・・・・






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