*youth*
「ねぇ...悠チャン。」
「なぁ~に~??ww」
なんか、からかわれた気分だけど、気にしないでおこう。
「ありがとうとごめんなさい。」
私は感謝と謝罪の言葉を言った。
「なんじゃそりゃ!?」
まぁ、いきなりだから、そんな反応するよね。
「中3のとき相談のってくれてありがとう。
それと、失礼なこと言ってごめんなさい。」
正直、照れくさくてろれつが回らなかった。
「う~ん、ありがとうと言われても、
俺ちゃんとしたこと言ってねぇような気がするけど。
それに、失礼な事はいっつも言ってんじゃんww」
げッ!!
私がなんとか言った言葉をかわされた!?
彼は星空を見つめて言った。
「でもさぁ、泣きたい時に泣けていいなぁ~っと思った。」
「悠チャンは泣きたい時に泣けないの??」
彼はまっすぐ空を見ていた。
彼が見る先には大きく輝く星が一つある。
「そーじゃねぇんだよ。なんつーか・・・
自分が大切に思う人が見つかんねぇ~んだもん。」
彼は、あっ!と言って立ち上がった。