*youth*



「新井さん・・・。」





ひぃちゃんの声は静かだった。





「目が赤いけど・・・泣いたの?」




「うん・・・。ビックリしちゃってww」




ひぃちゃんは下を向いて、ごめんねと謝った。



「ひぃちゃんは謝んないでいいんだよ。私をかばってくれたんだし。
 私・・・いっつも迷惑かけちゃって・・・ごめんね。それと、ありがとう。」





ひぃちゃんはじ~んとしている。






ひぃちゃんには素直に言えるのになww











「じゃ、もぅ帰ろうか。」




ひぃちゃんはベットから降りた。





「動いて平気?」





「気絶しただけだから♪」








私たちは保健室から出た。










外を見たら外は雨が降っている。






「あっ!傘、教室だから取りに行ってもいい??」





ひぃちゃんが教室があるほうを指差した。





「いいよ。」






傘持ってきてないから濡れて帰ろぅ。








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