*youth*

「私・・・失恋しちゃったんだね・・・。」







なんか自分に笑えてきた。








自分の愚かさに。。。









ひぃちゃんは顔を上げた。






「自分の気持ちに気づいたんだね・・・。」






少し笑っているようにも見えた。






ひぃちゃんも広さんも、なんで私の気持ちを知っているんだろう・・・。





でも・・・私の気持ちを知ってるなら・・・






「知ってるなら、なんで教え･･･」



「傷つかせたくなかったから。」





ひいちゃんは私の言葉をさえぎった。




ひぃちゃんの口調は強かった。







「新井さんが傷つくようなこと・・・僕の口から言えないよ。」







そして、小さな声で、ごめんと呟いた。