*youth*
ひぃちゃん・・・
私、ひぃちゃんに迷惑掛けてばっかりだね。。。
ひぃちゃんは私じゃなくて・・・
違う子と一緒にいたほうがいいんじゃないかな??
前から、そんなようなことを心の端っこで思い悩んでいた。
後ろから足音が聞こえた。
「そこで何してんの?」
私はびっくりして振り返った。
「南葉くん、まだ学校にいるなら、なんで自主練来なかったの??」
3年の野球部のマネージャーだった。
今、部活(自主練)が終わったらしい。。。
「ごめんなさい。。。」
ひぃちゃんはバツが悪そうに謝った。
「・・・あっ!あんた!?」
マネージャーは私を見て目を丸くした。
ヤバッ!!!!??
私はすぐに顔をそらした。
「グラウンドに勝手に入ってきた1年!」
遅かった。。。
「また野球部に迷惑かけてんの?」
迷惑・・・・
そっか、私は悠チャンやひぃちゃんにとって迷惑なんだね。。。
「違うんです!彼女は悪くない・・・。
グラウンドに彼女を連れてきたのも僕だし、
自主練をサボったのも僕の意志です!!」
ひぃちゃん・・・なんで、いっつも私をかばうの??
逆に・・・辛くなってくるよ・・・