*youth*
ひぃちゃんは自分が言った事に驚いている・・・。
なんで私・・・ひぃちゃんの気持ちに気づかなかったんだろう・・・
気づいていても、どうも出来なかったと思うけど。。。
「ひぃちゃん・・・。」
「言わないでっ!ごめんねって言わないで!
僕、泣きたくないからっ!!」
ひぃちゃんは必死だった。
でも、すでにひぃちゃんは涙目。
そして、ひぃちゃんは下を向き・・・
顔を少し赤くして恥ずかしそうに言った。
「新井さんの見ていたら・・・
この人のために尽くしてあげたいって思えたんだ。
恋心とか、そういう問題じゃなくて、
僕は新井さんと一緒にいる時間が一番楽しいんだよ♪」
いつもの穏やかな口調に変わった。
「だから・・・一緒にいないほうがいいなんて・・・言わないでね?」
ひぃちゃんは笑っていた。
でも、その笑顔は、寂しくて・・・辛くて・・・胸が痛んだ。