*youth*
「今までありがとね。・・・彼女とお幸せに。。。」
声がかれた。
胸が締め付けられた。
耐えて!耐えるんだ!!
私はひぃちゃんに告白されて気づいた。
相手のことが好きなら、相手の気持ちを大切にしなきゃって。
だから・・・私は、雄チャンが幸せになるなら・・・泣かないよ。
泣いちゃダメ!
だって、悠チャンにとって、とっても良い事なんでしょ??
だから、ファンとして喜ばないと!・・・ファンとして・・・
「ありがと!さち♪」
こっち見て笑わないで!
私の名前を呼ばないで!!
私を・・・苦しめないで・・・!!!!
「だけど・・・」
彼の声は急に低くなった。
「俺、振られたよ。」