*youth*
第二章【君】




~Yusuke~








俺と幸は幸せといえる楽しい毎日を送った。





それから2ヶ月。







「なぁ!夏休み、試合で忙しくなる前にどっか遊びに行こう!」



まだ夏休みに入ってない日の夜。



明日、学校に行けば会えるのに、それさえも我慢できず、


俺は幸に電話した。



その電話は正しかったのかそうじゃなかったのか今でも分からない。



「う~ん、どこがいい?」


「お前が決めて♪」



「じゃあ・・・海!!」




「おっしゃ!じゃっ、詳しいことは明日決めよっ。おやすみ♪」




「おやすみww」



たった2分ぐらいで終わった電話も俺にとっては幸せな時間だった。




でも、幸の笑い声を聞いたのはこれで最後だった。








幸の身にあんな恐ろしい事が起こるなんて











俺は思いもしなかった。。。














そんなことも知らずに俺は遊びのことで浮かれていたけど・・・












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