*youth*






俺らは一瞬にして凍りついた。




100万・・・







他の人からしては、そんなに高くないかもしれない。






だけど、俺たちはまだ高校生。









それに、幸の家計は少し苦しく、



入院費を払うだけで精一杯らしい。










幸のお母さんは顔を上げた。






「だけど・・・、幸の事ちゃんと見守っててあげて?」








微笑んでいた。




涙目だけど・・・。








「幸、口では言わないけど寂しがり屋なのよ。だから・・・」




「大丈夫ッス!」





俺は元気な声で言った。





「幸を裏切りませんから!!」





ヒカルと広にぃもうなずいた。










「ありがとう・・・。なんだか一ノ瀬くんと話していると懐かしい感じがするの・・・。」








懐かしい??






幸のお母さんはアリガトウを言い続けた。









俺たちはどうすればいいのか困ったけどww












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