*youth*
その帰り。
俺たちは黙り込んでいた。
『幸は・・・一生・・・歩けない・・・・』
その言葉が頭から離れない。。。
でもさ、幸の笑顔は見られるよな??
幸は奇跡的に生きてるんだし♪
だから・・・
「なにショゲてんだよっ!二人とも!!」
俺は二人の背中をバンッと強く叩いた。
「いってぇー!手加減しろよっ!」
広にぃは笑いながら怒った。
ヒカルも痛そうだったけど笑っている。
ホラ、元気出た♪
「よしゃっ!明日から元気に頑張るぞぉ~っ!!」
俺は空に向かって大きな声で叫んだ。
青い空の下。
俺たちは、
ただがむしゃらに
笑いながら走った。
探していたものを見つけた子供のように・・・