マジ恋愛☆~ブラックキャットにご用心!?~
「なにが?」
「俺、今朝遅刻して………友達達に理由聞かれて、とっさに嘘が出てこなくて」
や~ん、可愛い☆
「年上の女の子のとこ泊まったって言ったら話が飛躍しちゃって……嫌だったよね」
「…………」
「……ごめんね」
「……超かわいい」
「えっ?」
「嫌じゃないよ。大丈夫☆」
腕に絡み付きながら見上げてニコッと笑うと、ホッとしたのか、ニコッて笑顔を返してくれる。
きゅ~ん☆
「でもさっきのは反則だよ」
「何が?」
「寝かせてくれない、強いからって……またへんな勘繰りされるよ、俺」
「ホントじゃない」
「あれは……っ、負けて悔しかったんだよっ」
「あはっ♪大丈夫、強かったよ♪」
「4勝27敗でも?」
「あはは♪…リベンジする?今夜」
もう可愛くてたまらん。
頷いたジュンくんの手を引いてわが家に向かった。