マジ恋愛☆~ブラックキャットにご用心!?~





「そんなの無理だよ。ムリムリ、二人きりなんて…っ」

「じゃ許してあげないよ」

「う……」

「泊まってくれる?」






動揺しちゃってるジュンくんに甘えてみせる。
寄り添いながら胸元に指を立てて撫でてみる。

身体が硬直してる。









しばしの沈黙のあと……………









「…………はい」







ちょっと戸惑いながらも、コクリと頷いた。







なんか、なんかさぁ………超可愛いんですけど~///☆









「ふふっ、嬉しい」








身体がつかず離れずな距離で、ジュンくんの細いウエストに腕を回す。







パーカーから香る、洗剤のいいニオイが鼻をくすぐる。







思春期の男の子の汗くささがないのが、またいい感じ。


ちゃんと清潔にしてるのね。

よしよし♪











「今夜は寝かさないんだから……」










そんな私の甘い言葉に、ピシッと固まったジュンくんを熱っぽい表情で見つめながら、自分の寝室にそっと招き入れた―――――――













< 9 / 24 >

この作品をシェア

pagetop