マジ恋愛☆~ブラックキャットにご用心!?~
「そんなの無理だよ。ムリムリ、二人きりなんて…っ」
「じゃ許してあげないよ」
「う……」
「泊まってくれる?」
動揺しちゃってるジュンくんに甘えてみせる。
寄り添いながら胸元に指を立てて撫でてみる。
身体が硬直してる。
しばしの沈黙のあと……………
「…………はい」
ちょっと戸惑いながらも、コクリと頷いた。
なんか、なんかさぁ………超可愛いんですけど~///☆
「ふふっ、嬉しい」
身体がつかず離れずな距離で、ジュンくんの細いウエストに腕を回す。
パーカーから香る、洗剤のいいニオイが鼻をくすぐる。
思春期の男の子の汗くささがないのが、またいい感じ。
ちゃんと清潔にしてるのね。
よしよし♪
「今夜は寝かさないんだから……」
そんな私の甘い言葉に、ピシッと固まったジュンくんを熱っぽい表情で見つめながら、自分の寝室にそっと招き入れた―――――――