兄妹を超えた恋
直哉が言った。
「お兄ちゃん、出来たよ?食べよ。」
美海が言った。
「あ、うん。」
直哉は美海に笑顔で言うと、椅子に腰かけた。
「「いただきます」」
二人で声を揃えてから食べ始めた。
「…美海?」
直哉が沈黙を破るように言った。
「何、お兄ちゃん。」
美海が答えた。
(ま、まさか…朝のコトかな!?そんなこと突然言われても…困るけど…)
「朝…すまなかった!俺としたことが…ホントに悪かった!突然キスするとか最低だよな…って、もしかして…ファーストキ「そうよ!ホント、お兄ちゃんって最低!妹の最初奪うってどうなの!?もう…」ごめん…こんなとき言うのもなんだけど、俺妹としてじゃなくて…女としてずっと見てた。」
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