兄妹を超えた恋
「み…みみ…美海…美海!」
直哉がすごい心配した顔で言った。
「あ、ごめん…連にも言われたけど…美海、やっぱよくわかんない。だから、この件は保留ね。美海の気持ちの整理がつくまで待って。お願い…」
美海が言った。
「…そか。まぁ、別にいいけど…俺はこれからじゃんじゃんアピっから。ま、覚悟しろ。」
直哉はそう言って、またご飯を食べ始めた。
(何それ~!!アピっからって…真面目に!?!?嘘ォ…;;)
美海は心の中でこう思っていた。
「美海、飯食わねぇなら俺が食べるよ?」
直哉が意地悪く笑いながら言った。
「ッヤダ!!お兄ちゃんなんかにあげないもんッ!!」
美海が必死に抵抗すると、
「んじゃぁ、お前をくれるって言うなら別にいいぜ?」
ってサラリと言った。
「ンな////…ふざけないでよ!!美海はお兄ちゃんのものにはなんな「チュ…はい、そこまでw」ッな////」
(な、なんでまたお兄ちゃんにキスされなきゃいけないの!?!?)
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