年上彼女と年下俺様
何者だよあんた…。



「勝った~!!」

「里佳すげぇ!!バスケやってたの!?」

「高校で全国大会行けたのはあたしのおかげ~!!ってかシュートしか出来ないんだけどね…。」

「でもこっから入るのはマジすげぇよ!!」



おかしいだろ…。



プロ並…。



「敗者君、約束通り言う事聞いてね?」

「里佳チャンが勝手にした約束だろ…。」

「男のくせに情けないよ響!!」



いつからこんなに強くなったんだよ…。



もっとか弱いイメージだったんだけど…。



「離れないでね…。」

「はい?」

「あたしが好きなのは響。拓海はもう過去なの。だからこれからも一緒にいてって言ってるの!!」



里佳チャン…。



泣くなよマジで…。



「言わなくてごめんね?」



あ、キュンとした…。



ヤバイ…。



「里佳チャン素直でカワイイな…。」

「カワイイ言うな!!もう恥ずかしいから逃げる!!」



逃げた…。



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