年上彼女と年下俺様
残された俺…。



「信じたらイイじゃん。」

「………。」

「愛は長さじゃなくて密度の濃さだ。俺とリッチャンみたいな~!!」



濃さ…。



だったらもっと濃くしよう。



「里佳チャン!!」

「何なのバカ響~…。」

「ごめん。俺里佳チャンの事信じるから。拓海さんに負けない。」



泣いてる里佳チャンを抱きしめた。



俺でいっぱいにしてやる。



里佳チャンの頭ん中。



他に何も考えられなくなるくらい。



「ぶっちゃけ好き過ぎてどうしたらイイかわかんない。」

「あたしも…。」

「まだ1ヶ月しか一緒にいねぇのに…。うまく説明出来ないけど里佳チャンは誰にもやんね。」



手に入ったけどいつ逃げてしまうかわからない恐怖…。



もしかしたら明日里佳チャンは俺を嫌いになってるかもしれない。



でも離したくない。



これが恋か…。



< 123 / 944 >

この作品をシェア

pagetop