年上彼女と年下俺様
でも入ってくれた。



「里佳チャン…。コレ痛い?」

「痛くない…。響のが痛そう…。凄いよ痣…。」

「なんじゃこりゃ!!階段からコケたのか?」



身体にある痣は響が暴れた証拠…。



大丈夫だったのかな…。



でも聞かないでおく…。



言わなかったのは響の優しさだと思ったから…。



「明日バイト行ける?」

「行ける!!何もなかった事にしたもん…。」

「俺も学校行く。バイト終わる時間に迎えに行くからメシ食いに行こうか。」



心配してくれてるんだ…。



ここからだと遠いのに…。



「車で通う事にした~。だからお迎えいらないよ?」

「そう?」

「うん。だから洗濯物は取り込んでね?」

「わかった!!」



大丈夫だよね?



この先も一緒にいれるよね?



「好きだよ響…。」

「俺も好き。」



きっと大丈夫…。



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