年上彼女と年下俺様
その後に皆で騒いで…。



「解散!!」



早めに帰らせた。



俺が風呂に入ってる間に後片付けをしてる里佳チャン。



キッチンで洗い物中。



冷蔵庫から水を出して後ろから近づいた。



お腹にスッと腕を回して軽く抱きしめるとビクッと反応…。



「怖い?」

「怖くない…。」

「俺だよ里佳チャン。」

「うん…。洗えないよ響…。」

「明日するから。」

「待って、手に泡…。」



水で里佳チャンの手の泡を流した。



クルッと俺の方を向いた里佳チャンは微妙な表情…。



「イヤならしない。いつまでも待つし…。でも俺はしたい。里佳チャンはどうしたい?」

「いいの?あたしなんか…。」

「里佳チャンじゃなきゃヤダ…。忘れたんだろ?」

「うん…。今お風呂入るのはナシ?」

「ナシ。」



エプロンを解いてシンクの上に置いた。



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