年上彼女と年下俺様
DJを辞めた響は歌手の仕事以外してない。



遥君はしてるみたいだけどあたしもクラブには顔出せないでいる。



「おはよ~ございま~す!!」

「里佳、おいで。」

「何!?あたし食われたくないよ!?」

「ちげぇよ!!」



安田シェフはあたしに毎日餌付けしてる。



物をくれる人はイイ人だ。



「はい。」

「えっ!?何で!?」

「今日アシスタント休みだから里佳が手伝い。」

「シェフの!?ムリですよ!!」

「盛り付けと洗い場だけでイイ。」



無理矢理渡されたシェフのユニホーム…。



ちょっと着てみたかったから着てしまった。



「デカかったな…。」

「カワイイ~!!」

「短足。」



シェフってあたしの事好きなんじゃないの!?



なんか痛い事ばっかり言うんだよね~…。



「里佳、皿!!」

「はい!!」

「それじゃねぇよ!!店のロゴ入ったやつ!!」

「えっ!?あ、こっちか!!」

「パスタはこれでこっちはその他!!後はフロアに流せ。」



大変です…。



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