年上彼女と年下俺様
代理から渡された制服に着替えてキッチンに行った。



「どうしたの響!!」

「ピンチヒッター。里佳チャンは今からフロア。」

「あ、うん…。カッコイイね響…。」

「まぁね?って事でヨロシク安田シェフ。」



シカトかよ!!



性格悪そうだな…。



「里佳~!!ご苦労さん。」

「何!?いいの!?」

「掃除前に食っちまえ。」



また餌付けしやがった…。



里佳チャンも喜んでんじゃねぇよ…。



「お前名前なんだっけ。」

「響。」

「皿洗っとけよ。」



ムカつく~!!



権力をフルに活用か!?



仕事だからするけど…。



「終わったらジャガ芋剥いとけ。」

「はい…。」



マジパシリだ…。



クソ…。



やるんじゃなかった…。



でも里佳チャンを守るため!!



負けねぇからな!!



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