年上彼女と年下俺様
その後に里佳チャンの車で家に帰った。



取られたくねぇ…。



「疲れたでしょ?」

「うん。ねぇ里佳チャン。」

「何?」

「欲しくね?」

「何を?」

「俺。」

「………欲しいかも。」

「じゃああげる。」



どうしてここまでハマってんのかわかんない。



女なんて腐るくらいいんのに…。



でも里佳チャンがイイ…。



「コンタクト外して…。」

「ん。」



里佳チャンの欲求は全部俺が満たす。



他には見せない里佳チャンのワガママは俺だけのもの。



「どうしたい?」

「今日はあたしが響を食べたい。」



里佳チャン最高…。



俺だけにしてね?



その声も顔も誰にも見せたくない。



「俺だけの里佳…。」

「うんっ…。好きだよ響…。」



誰にもやんねぇんだ。



生涯里佳チャン独り占め。



< 176 / 944 >

この作品をシェア

pagetop