年上彼女と年下俺様
真面目で知的で王子様みたい…。



「ご注文は?」

「メロンソーダ。」

「は!?」

「だからメロンソーダ。」



イメージが…。



いつもコーヒー飲んでるくせに…。



「俺、ガキだから。」

「かしこまりました。」



メロンソーダをグラスに注いで出した。



何読んでるんだろ…。



「何読んでるの?」

「女がウソついて気持ち隠して男と別れる話し。」



性格悪っ!!



クソガキ!!



「あんたの喫煙と夜のバイト学校にチクってやる。」

「性格悪いね里佳チャン。」

「何で名前!?」

「ネームプレート。ってか邪魔。今から女が別れ継げるんだから。」



マジムカつく…。



性格悪いのはあんたでしょ!!



そのまま響はズット本を読んでた。



「里佳チャン、会計。」

「320円です…。」

「はい。」



また諭吉…。



< 19 / 944 >

この作品をシェア

pagetop