年上彼女と年下俺様
シャワーを浴びて部屋に戻るとまだ布団でゴロゴロしてる里佳チャン…。



「布団干すから起きてくれませんか?」

「起きれな~い…。服着せて~…。」



今にも寝そうだ…。



俺のTシャツだけを着せてベッドから追い出した。



やっぱりカワイイな…。



「あ、ママさんから今度ご飯食べにおいでって誘われた~。」

「マジで!?」



知り合い以外家に入れたがんねぇのに…。



気に入られた?



「やっぱり響のお家って暖かそう~…。」



里佳チャンはきっと親とうまく行ってない。



それはわかるんだけど何も聞けない…。



「うちなんて放任なだけだし。親ってより尊敬する人ってのが強い。」

「双子だったなんて知らなかったし~!!」

「だって由優(ユユ)帰ってこねぇし。」

「由優チャン?カワイイ名前~!!響に似てるの?」

「似てねぇよ。二卵性だから。」



由優は母親似だ。



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