年上彼女と年下俺様
その後に見つけた卒業式にもらったであろうラブレターを読みあさった。



「モッテモテ…。」

「『先輩が卒業したら生きていけません。』だって。初めて読んだ。」

「だから未開封…。あ、響の第二ボタンは誰にあげたの?」

「リズ。遥も陸斗もリズにやった。」



羨ましい!!



あたしもタメなら響の第二ボタンがほしかった…。



「息子の彼女発見。やっと会えたね里佳チャン。」



あわわわわわわ…。



カッコイイ…。



「は、初めまして!!里佳です!!」

「俺父。響がいつもお世話になってます。」



眼が緑だ…。



響と同じ色…。



優しそうな雰囲気…。



「お世話になってるのはあたしの方で!!」

「響を落ち着かせてくれてるでしょ?感謝してます。じゃ、リビングでコーヒーでも飲もうか。」



カッコイイ…。



ヤバイくらいカッコイイ~!!



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