年上彼女と年下俺様
ギュウ~っと響に抱き着いた…。



「キモイ由優…。」

「響は会いたくなかったの!?」

「別に…。」

「冷た~い…。はいアメリカ土産。」

「おぉ!!すげぇ!!これ現地限定!!」

「ついでにあんたにもあげる。」



えっ!?



あたし!?



ピアスだ…。



「あ、ありがと…。」

「名前は?」

「里佳…。」

「初めまして由優です。響がお世話になってます。」



棒読み…。



この子、強敵だ…。



「パパンにハグは!?」

「パパ~気付かなかった!!1ヶ月ぶり~!!」



パパさん嬉しそう…。



仲良し家族…。



「由優、じぃじんとこ行く!!」

「うん、喜ぶよ。」



パタパタ走ってどっかに行ってしまった由優チャン…。



パワフルだ…。



「出だしOKだな。」

「だね。由優が物あげるなんて滅多にないね。」



そうなの!?



一応歓迎されてる?



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