年上彼女と年下俺様
案の定…。



「響に色目使ってんじゃねぇよ!!」



逃げればよかった…。



もう最悪!!



ストレス溜まってるから少し暴れてやれ!!



「響に構ってもらえないからってあたしに当たんじゃねぇよブス!!」

「お前マジムカつく。拓に捨てられた女のくせに!!」



ぬぁぁぁぁ~…。



ケンカなんてしたことないよ~…。



痛い~!!



「これでわかった?響に手出したらこんなもんじゃ済まないからね。」



死ぬ…。



ってか髪ボサボサ…。



動けない~…。



「大丈夫ですか!?」

「ダメです…。」



このTシャツはスタッフの人かな…。



助けてください…。



「立てます!?」

「立てません…。痛い痛い…。」

「ちょっと待っててください!!誰か呼んできますから!!」



放置しないで~…。



それにしても痛いな…。



< 24 / 944 >

この作品をシェア

pagetop