年上彼女と年下俺様
でもてっ君の歳になったらそうも行かないのかな…。



「欲しいものは欲しい。」

「は?」

「響が教えてくれたの~!!後悔するならワガママ言って後悔した方がイイってさ。」

「…………。」

「16歳の女の子はてっ君が思ってるより大人だよ?素直になってね哲平さん!!」

「あんまり気が進まんねぇ…。」



これでよし。



後は二人の問題で~す。



「里佳。」

「シェフ…。」

「だから勇馬だって。泳がねぇの?ってか水着見たいだけだけど。」

「泳がない…。」



水着になれないくらいキスマークがあるので…。



恥ずかしいから脱げない!!



「じゃあちょっと付き合え。」

「えっ!?バーベキュー始まる…。」

「代理の許可は取得済み。」



腕を掴まれて引っ張られたあたしはそのままシェフとビーチを出た。



離してくれない…。



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