年上彼女と年下俺様
洗濯物を泣くのを我慢して干した。



そのあとに自分の部屋に行って鍵をかけた。



浮気だ…。



あたしが浮気されるの嫌いな事知ってるくせに…。



「里佳チャン?出かけねぇの~?」



何で何もなかったかのように話しかけるの?



シカトしてやる…。



「里~佳!!」

「うっさい!!」

「入るぞ…。」



カギかけたもん…。



入れるわけ…。



「この部屋俺のね。カギくらい持ってんだからムダ。」



外から開くんだ…。



ってか入ってくんな!!



枕を響に投げ付けた。



「わかったわかった…。話すから…。」

「やっぱり浮気なんじゃん…。」

「浮気じゃねぇよ…。昔話聞く覚悟はあります?」



そう言ってベッドの上に乗せられた。



昔話…。



響の過去なんて考えもしなかった…。



「聞く…。」



響の事なら全部知りたい…。



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