年上彼女と年下俺様
あたしソファで寝て…。



「起きねぇから家わかんねぇし…。ってかまだ腹いてぇ?」

「あ、何か打撲程度に痛い…。」

「足は?」

「究極に痛い…。」

「明日朝一で病院連れてくからな。」



顔にはバンドエイド…。



目が痛い~…。



「マジで女かよ…。」

「響のせい…。」

「はいはい…。」



それにしても広い部屋だ…。



ボンボンだなこりゃ…。



「諭吉君。」

「は!?」

「あんたん家広いね。」

「実家より広くねぇ。」

「実家!?えっ!?ここは?」

「俺のマンション。」



一人暮らし?



超羨ましい…。



「風呂入って来る。」

「あ、うん…。その前にトイレ連れてってくれませんか?」



申し訳ない…。



いや、響のせいだからイイんだ。



リビング広っ!!



トイレ綺麗…。



「水飲みたい…。」

「ったく…。ワガママ言い放題だな…。」

「最低限の事しか言ってませんが?」



響がくれた水を飲んでお風呂に行った響が帰ってくるのを待った。



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