年上彼女と年下俺様
でも別れてから誰かがそばにいるって感覚がなかったから…。



やっぱり嬉しい。



そのまま響と同じベッドに寝た。



ゴソゴソうるさいな…。



「何?」

「コンタクト外すの忘れた。」

「ん…。オヤスミ…。」



足があんまり痛くないうちに寝よう…。



バイトクビになりませんように…。



そんな事を思いながら眠った。



「起きろ!!」

「んぁっ!?」

「医者行くから早く起きろっつーの!!」



もう朝か…。



無意識に動かした足のせいで痛みが走ってあんまり寝れなかった…。



それから響が呼んでくれたタクシーで病院に行った。



「なんでケガしたんですか?」

「階段踏み外しました…。」



ケンカしたなんて言えなくて…。



先生は疑いながらも診察してくれた。



「大丈夫そうだね。」

「えっ!?めちゃくちゃ痛いんですけど!!」

「捻挫みたいなもんだから。1週間安静にしとけばよくなるよ。」



1週間…。



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