年上彼女と年下俺様
ちょっとムッとしながら手を差し出したらニコッと笑って握ってくれた。



「ナンパされてんなよ…。」

「妬いたの?」

「ん。」

「響超カワイイ!!」



里佳チャンのがカワイイし…。



やっぱカワイイんだよ。



「あれって何!?手繋いでる!!」

「まさか彼女!?年上!?」

「でも何気にお似合い…。」

「やだ~…。」



だから彼女だって…。



超カワイイっしょ!?



「哲平~!!」

「わっ!!」

「超会いたかった!!」

「うん。制服もやっぱイイ…。」

「親父発言辞めてよね!!手繋ぐ!!」



てっ君に飛び付いてる由優は本当に嬉しそうでなんだか俺も嬉しくなった。



そのあともサラッと校内を回ってどうでもイイ学祭は終了。



今からデートだ!!



「響君!!後夜祭出ないの!?」

「俺今からデートだから。」

「一緒に出ようよ~!!」

「じゃあまた来週~。」



デートだから!!



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