年上彼女と年下俺様
派手さも変わんねぇ!!



「デート中!?もしかして里佳チャン!?」

「あ、はい…。」

「生里佳チャン~!!超有名人!!」

「あたしが!?有名人!?」

「有名だよ~!!あの響を落とした女だもん!!かなり響を狙ってた子多かったからね!!」



そうか!?



それにしては声かけらんなかったけど…。



「やっぱり響の彼女だけあってカワイイね!!響はやっぱり面食いだったか…。」

「カワイイっしょ?自慢の彼女。」



俺がそう言ったら里佳チャンにバシッと叩かれた。



本当の事なのに…。



「恥ずかしい事言うな!!」

「ホントカワイイよ里佳チャン!!あ、デートの邪魔してごめんね!!たまには顔出しなよ響!!じゃあね!!」



そういや行ってねぇな…。



何となく行き辛いし…。



でもあの事が噂になってなくてよかった…。



「そろそろ出ようか。」

「ん。俺が出す。」

「結構です。」

「じゃあ割り勘。」



里佳チャンは奢らせてくれない。



< 337 / 944 >

この作品をシェア

pagetop